話ができる男、バカになれる男、男が惚れる男
話ができる男、馬鹿になれる男、男が惚れる男
■マインド
・人が持っている能力・エネルギーにはそれほど大差はなく、能力を開発していこうとする意欲があるかないか、それを続けていくかどうかによって時間の経過とともに差が出てくる。
・癖を直すには多大な労力を要する。癖の歴史が短ければ短いほど直すのも簡単。悪い癖を早く直した男のほうがよいにきまっている。男は決断力、それもよいほうを選ぶ決断力があるかないかで一生が決まってくる。
・過去の過ち、今さらどうしようもないことは、仕方がないと諦めて前を向いていく気持ちが大切。
・思い悩むのは、まったく非生産的な最悪な活動である。自分の目の前にあるものは、自分が片づけなくては一歩も前に進んでいけないと観念して、即座に手をつけていく。
・壁をぶちやぶるには、できるだけ自分の職業や仕事と関係のないことについて勉強するのが効果的。それだけ、自分自身や自分が現在置かれている環境を客観的に見る目を養う結果になる。
どんな仕事でも一つずつ片づけていく以外なく、一度にすべてはありえない。思い悩む時間を一瞬にとどめることのできる男が成功する。
■基本動作
・誰にでもできるような雑用をわざわざ率先してする必要はないが、その場で自分自身がしたほうが早いことまでを、人頼んでしてもらうのは行き過ぎである。自分自身で簡単にできることは自分でするが原則。
・難癖をつけてくる人は、自分の言動をチェックくれる。頼んでもいないのに自分の粗さがしをすることによって、自分をさらに向上させようとする結果になっている。本能的に避けるのではなく、進んで周囲に置き、重用しようとし、自分の向上のために活用する。
・ときどき自分の言動をチェックし、自分にずるさはないか考える。自分だけのことを考えているときは、ずるさの比重が高くなっている。広く人を愛する道を探っていくと、自ずと周りから愛されるようになる。
■プレゼン
・聴衆を退屈させないようにというサービス精神を持ち続けていれば、話の節々で多少はユーモアの入ったこともいえるようになる。人を笑わせようとするのではなく、人が興味を持って聞いてくれることを期待する程度の心構えでいたほうがよい。
・まったく質問がなされないのは、皆がよく理解できたからではない。逆に論点がずれていたいり内容が人々の興味を惹かなかったりした場合が多い。
■コミュニケート
・人と相対するときは、必要のないことはできるだけ言わないようにしてみる。その結果は必ず相手のいうことに耳を傾けることになる。そうすれば、「あの男は人の話をよく聞いてくれる」という評判になり、格が上がることは間違いない。
■会社
・会社は華があって先陣をきって仕事をしている人を評価するが、本当に企業を支えている地道に安定的に仕事をしていることのことは評価しない。
■遊び
どのような場でも、単に面白く遊んで楽しむだけではなく、同時に自分を磨くステージとして利用するよう心がける。何事からもできるだけ自分のためになるものを得ようとする姿を心がける。
経歴や地位などに惑わされることなく、人物を見抜く洞察力を養う場として活用する。
■恋愛
・異性という自分とは少し異なった人間を理解しようとしないのは、自分の世界を広げようとする意欲がない証拠である。それでは人のために何かをするというようなことができるはずがない。